会長挨拶

 

巻頭言

飯田俊穂 (安曇野内科ストレスケアクリニック 昭和大学)

_認定カウンセラー会は、日本カウンセリング学会で認定カウンセラー資格を取得した者が、さらにカウンセラーとしての資質の向上をめざすために相互交流をはかり、互いに親睦と啓発を進め、会員の権益を守るとともに、本会の活動を通して社会に貢献することを目的とする。と定められ、この目的を達成するために次の事業を行なうことになっている。

1. 総会・交流会の開催
2. カウンセリングに関する研究会・研修会・講演会などの開催
3. 共同研究活動
4. 会報発刊、名簿の発行
5. カウンセリングに関する出版活動
6. カウンセラー関係の就職情報提供
7. カウンセリングに関する講習会への講師の派遣
8. 日本カウンセリング学会の認定カウンセラーを養成するための諸活動への援助
9. カウンセリング活動に近接する諸団体との交流
10. その他、関連する事業

_以上を確認してこれからの3年間、特に力を入れていきたい項目をピックアップしてみる。
*1:認定カウンセラー会の職能団体としての機能の充実を図ること。現状は、知名度などを含め社会的にもあまり知られていない。地域の教育委員会や学校などの関係者に聞いても「カウンセラーというのはわかるが、何ができるの?」という問いが返ってくる。この対策の一つとして、「認定カウンセラー」の名称を「カウンセリング心理士」に変更する方向で検討がすすめられている。この機会に、「カウンセリング心理士」の名称だけでなく、社会に貢献できる内容(活動)を具体的にアピールしていきたい。例えば、一つの療法に特化するのではなく、様々な療法や技法をクライエントに合わせてコーディネートするような統合的アプローチができる技術を身につけていく。さらに教育・医療福祉だけでなくコミュニティの場面でも活用できる実践力あるカウンセラーを養成していくなど、がある。
*2:認定カウンセラー養成活動の充実として学会の各支部と連携を密にして研修会、研究会、講演会などの活動活性化を図りたい。それに合わせて、認定カウンセラーのスキルアップとしての研究、研修さらにレベルアップのためのスーパービジョンの充実とスーパーバイザーの養成にも力を入れていきたい。公認心理師(国家資格)の取得者がスキルアップ・レベルアップのために参加できる研修会などの企画をしていきたい。
*3:カウンセリング活動に近接する諸団体との交流を図りたい。今後、多職種連携や協働を求められる場面が増えていくと思われる。日本スクールカウンセリング推進協議会の登録団体との協力による研修会などの後援、共催などを進めたり、関連学会との合同大会などの開催も企画していきたい。

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